とある4月の休日
電車の中から外を見ていたら、早くも夏を思わせる
白い雲が、青い空に浮かんでいました。
もくもくと広がっている雲を見て、私が思い浮かべたのは
「パン」でした。
ふわっとしていて、もちっとしていて‥
食べても食べてもなくならなくって‥
そんな、雲みたいなパンがあったらなあって。
ちょうど、その頃から、グレイの地に
白いインクでプリントされたTシャツが欲しいと思ってました。
白インク、白、しろ‥白い雲。もくもくのくも。
グレイのTシャツには、白い雲のモチーフが
なくてはならないように思えてきました。
グレイ、白、雲、パン‥
頭の中がそれでいっぱいになりました。
くもでできてるパンがあったらー と思っていたら、
ポストカードの中に、WONDER BREADと書かれた、
トラックがあったことを思いだしました。
店長が作った版画によるポストカードの中の1枚です。
ワンダーブレッドって、
まさに雲でできたパンのことなんじゃない!
偶然の一致というか、再発見というか‥
自分の心の中のピースがどんどん組み合わさって、
1枚の絵が完成する予感がしてきました。。。
店長にきいてみたところ‥
元々その絵は、ウイリアム・クラインという写真家の
写真集の中にあった、「WONDER BREAD」という看板を
トラックにアレンジし、版画にしたのだということでした。
白い雲はパンになり
パンの名前は、「WONDER BREAD」
写真の中でじっとしていた看板には、店長のアレンジで車輪が付き
どこまでも走って行けるトラックになりました。
WONDER BREAD を、Tシャツ用にデザイン化するにあたり
調べてみたところ、それはアメリカの大手パンメーカーの
商標だということがわかりました。
写真集でみた看板は古いものだったので、現在のものと
マークのデザインは異なっていますが、会社のトレードマークの
風船を示す丸は、きちんと受け継がれています。
(そういえば、ニューヨークのスーパーマーケットにも、水玉の模様がついた包装の
パンが売られていたなあと、見ているうちに思い出してきました)
WONDER BREAD を勝手に使うわけにはいきませが、
WONDERFUL BREAD だったらいいのでは‥‥?
そう思いだしたらワンダーよりも、ワンダフルの方が
私たちのTシャツにふさわしいようにも思えてきました。
空に浮かぶ、白い雲からできてるパンは、
「ワンダフルブレッド」と(正式に)名づけられました。
ところで、新作のワンダフルブレッドTは、フロントと
バックの両方にプリントがあるタイプです。
雲からできている、ワンダフルブレッド号がプリント
されているのは、背中(バック)の部分。
じゃあ、フロントには何が書いてあるのかといえば‥
CLOUDS
WATER
MEMORIES
という、3つの言葉と、BOOTS&STICKS と記されています。
CLOUDS・・・・雲
WATER・・・・・水
MEMORIES・・・・思い出
この3つの言葉は、ワンダフルブレッドのキーワード。
ワンダフルブレッドは、
この3つで出来上がっているのです。
味わい深いパンが、豊かに実った麦と
水からできているように、
ワンダフルブレッドも、大空にもくもくと広がる
白い雲と、こんこんと湧き出る清らかな水でできています。
ワンダフルブレッドは、いくら食べても
食べ飽きるということがない不思議なパンなのです。
それはなぜだかわかりますか?
仕上げに加えるのが「思い出」という名前の
エッセンスだからなんです。
誰の心のひきだしにも、その時々の思い出が
大切にしまってあるはず。
時に甘く、時にすこしせつない、その思い出を
最後にぱらっと加えると、ワンダフルブレッドの完成です。
白い雲と清らかな水と、あなだだけの、私だけの、
スイートメモリーズ。
その3つでできてるパンが、ワンダフルブレッドです。
そしてそして、大事なポイントは、ワンダフルブレッドは
それ自体に車輪がついていて走れること。
青空の下、白い雲を求めて、どこまでもどこまでも走って行けるのです。
WONDERFUL BREAD
What is it made from?
It's made from clouds in the sky,
natural water and sweet memories.
BOOTS & STICKS
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